入試対策方法
塾なしで大学受験できる人は2タイプだけ|当てはまらないなら塾を使った方がいい理由
2026年10月12日
塾なしで大学受験できる人は、2タイプに限られます。1つは、偏差値65〜70以上の進学校に通う人の一部です。もう1つは、何をどのようにやるべきか要領が分かる人です。それ以外の人は、塾を使った方が合格に近づきます。
これは、成瀬アカデミー講師陣の考えです。塾が書く記事なので、結局は塾に行けという話だと疑う人もいるはずです。しかし、条件に当てはまる人は塾なしで進めて構いません。この記事では、2つの条件の中身と、自分が当てはまるかを判断する材料を解説します。
目次
塾なしで大学受験できる人の2つの条件
塾なしで大学受験できる人の条件は、次の2つのどちらかに当てはまることです。成瀬アカデミー講師陣の考えとして示します。
- 偏差値65〜70以上の進学校に通い、その中の一部に入る人
- 何をどのようにやるべきか、要領が分かる人(勉強のやり方に自信がある人)
どちらかに当てはまる人は、塾なしで進めてください。塾の費用と時間を、参考書と演習に回せます。始める前に、塾なしで失敗する受験生に多い4つの型も知っておいてください。どちらにも当てはまらない人は、塾を使った方がいいです。
偏差値65〜70以上の進学校でも、塾なしで進めるのは一部
偏差値65〜70以上の進学校でも、塾なしで進められるのは一部の人だけです。
成瀬アカデミーの講師の一人は、偏差値67の高校に通っていました。その高校で難関大学に進んだ人は、みんな塾に通っていました。一方で、塾に通っていない人は、日東駒専などの中堅私立大学に進学していました。
この話は統計ではなく、その講師が自分の高校で見てきた実体験です。成瀬アカデミーの講師陣は、こうした経験から、進学校に通うだけでは塾なしの理由にならないと考えています。自分がその一部に入るかは、2つ目の条件と合わせて判断してください。
勉強の要領が分かる人は、塾なしで進めてよい
勉強の要領が分かる人とは、やるべきことと進め方を自分で決められる人です。勉強のやり方に自信がある人も、ここに入ります。
塾の大きな役割の一つは、何を、どの順番で、どれだけやるかの設計です。この設計を自分でできる人には、塾の役割の多くが要りません。反対に、参考書を手に取っても進め方が決まらない人は、塾なしでは遠回りになります。
勉強の要領が分かるかを判断するチェック項目
勉強の要領が分かるかの目安は、講師陣が勉強の基本とする項目を実行できているかです。塾なしで大学受験できる人に当てはまるかを、次の項目で確かめてください。
成瀬アカデミーの講師陣が勉強の基本としている6項目
- 勉強を時間ではなく、こなした量で測っている
- 周りの1.5倍の量を、同じ時間でこなそうとしている
- 参考書をまずさっさと1周し、3周する前提で回している
- 残す参考書を、今の自分で5割くらい解ける本から選んでいる
- 学校の授業の進度を待たず、参考書で先に進めている
- 丸暗記で止まらず、解答の根拠を持って本質の理解まで進めている
1つ目と2つ目は、量の考え方です。講師陣は、凡人は周りと同じ努力量では合格できないと考えています。必要なのは、周りの1.5倍の勉強です。この1.5倍は、勉強時間を1.5倍にすることではありません。同じ時間で、こなす量を人の1.5倍にすることです。量を記録する具体的な方法は、勉強時間ではなく量で記録する方法にまとめています。
参考書の進め方と、暗記から本質理解へ進む順番
参考書の進め方の基本は、まずさっさと1周して全体像をつかむことです。1周目で覚え切ろうとはせず、3周する前提で回します。参考書を絞るときは、今の自分で5割くらい解ける本を残します。選び方と3周の回し方は、塾なしで使う参考書の選び方にまとめています。学校の授業の進度を待つ必要もありません。
暗記については、最終的には本質の理解が必要です。ただし、最初は丸暗記でも構いません。その科目にあまり知識がない人は、むしろ丸暗記からやる方がいい場合が多いです。最初から理解しようとすると、暗記すべきものが暗記できません。混乱することもあります。それでも、解答の根拠は常に持ってください。講師陣の経験則では、丸暗記だけの勉強は偏差値40〜50くらいで頭打ちになります。科目ごとの進め方は、英語・数学・現代文の塾なしの勉強法で解説しています。
6項目を、人に言われなくても実行できているなら、塾なしで進める土台があります。反対に、実行できていない項目が多いなら、塾を使った方が合格に近づきます。
一般的に挙げられる判断材料
次の4つは講師陣の主張ではなく、塾なしで受験する人に一般に必要な準備です。
- 志望校の入試科目と配点を、自分で調べて把握している
- 入試日から逆算した計画を、自分で立てられる
- 模試の結果から弱点を見つけ、計画を自分で修正できる
- 分からない問題を質問できる先生や先輩が、身近にいる
入試科目の把握は、国立大志望ほど負担が大きくなります。国立大学協会は、2024年度以降の入学者選抜の基本方針を公表しています。国立大学の一般選抜では、2025年度入試から共通テストで6教科8科目が原則です。情報が加わった分、自分で管理する科目は増えました。国立大を目指す人ほど、1人で組み立てる計画は大きくなります。計画の作り方は、試験日から逆算する塾なしの受験スケジュールで解説しています。
塾なしで大学受験できる人に当てはまらないなら、塾を使う
塾なしで大学受験できる人に当てはまらないなら、塾を使った方が合格に近づきます。これが、成瀬アカデミー講師陣の主張です。
やり方を決められない人が1人で進めると、勉強のずれに気づけません。量が足りていない。参考書のレベルが合っていない。丸暗記のまま止まっている。どのずれも、勉強している本人には見えにくいものです。独学で起きやすいつまずきは、映像授業と参考書だけの独学の限界で解説しています。
塾なしを選ぶこと自体は、間違いではありません。条件に当てはまらないまま塾なしを選ぶと、遠回りになるというだけです。今の自分がどちらにいるかを、正直に判断してください。
塾を使うなら授業以外の時間を見て選ぶ
塾を使うなら、授業以外の時間をどう管理してくれるかを見て選んでください。塾なしで進められない人に足りないのは、やることを決めて実行する部分です。分かりやすい授業を受けても、家での進め方が決まらなければ不足は埋まりません。
塾を比べるときは、次の3点を確認してください。
- 志望校から逆算した計画を、誰が立てるか
- 日々の勉強の量と進み具合を、誰が確認するか
- 理解できているかを、どうやって確かめるか
詳しくは、授業の分かりやすさより見るべき塾選びの基準で比較しています。
まとめ
- 塾なしで大学受験できる人は、進学校の一部か、勉強の要領が分かる人
- 偏差値67の高校に通った講師の一人の周りでは、難関大に進んだ人はみんな塾に通っていた
- 要領の有無は、量で測る・参考書を3周するなどの基本を実行できているかが目安
- 条件に当てはまる人は、塾なしで進めてよい
- 当てはまらない人は、授業以外の時間を管理してくれる塾を選ぶ
成瀬アカデミーの講師は、全員が難関大出身で、自身も逆転合格を経験しています。講師はみな、逆転合格までに何をどのようにやるべきかを、身をもって知っています。その経験をもとに勉強の計画を設計するので、やり方に再現性があります。
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