入試対策方法
受験生の睡眠時間は8〜10時間が目安|睡眠を削って勉強時間を増やしても、合格に必要な量は増えない
2026年10月08日
受験生の睡眠時間は、高校生なら8〜10時間を目安に確保してください。根拠は厚生労働省の睡眠ガイドです。ガイドは、中学・高校生に8〜10時間を推奨しています。睡眠を削って勉強時間を増やしても、合格に必要な勉強量は増えません。
この記事では、睡眠時間の目安と根拠を解説します。睡眠を削ると逆効果になる理由と、睡眠時間を確保する習慣も紹介します。
目次
受験生の睡眠時間の目安は8〜10時間
受験生の睡眠時間の目安は、高校生なら8〜10時間です。
根拠は、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」です。こども版は、中学・高校生に8〜10時間を参考に睡眠を確保するよう推奨しています。成人については、6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保するとしています。
同じガイドによると、成長期である高校生までは、成人より長い睡眠が必要です。「大人が6時間で足りるなら自分も6時間でいい」とは考えないでください。この考え方は、高校生には当てはまりません。
高校を卒業した受験生も短く見積もらない
ガイドは、対象を特定の年齢で区切るのは適当でないとしています。生活習慣や環境で、個人差が大きいからです。必要な睡眠時間にも個人差があります。高校を卒業した受験生も、日中に強い眠気が続くなら睡眠不足を疑ってください。そのうえで、生活を見直します。
睡眠を削ると勉強の効率が落ちる理由
睡眠を削ると勉強の効率が落ちる理由は、睡眠が記憶と集中力を支えているからです。
睡眠ガイドによると、睡眠には記憶(学習)の定着・強化を助ける機能があります。ガイドは、睡眠不足の影響として学業成績の低下も挙げています。注意力や判断力が落ち、作業効率も下がります。
こども版には、高校生が勉強で8〜10時間の睡眠を確保できない場合の質問もあります。回答によると、良質な睡眠を適切な時間とると、集中力と学習効率が上がります。学習した内容を強固にする役割も、睡眠が果たすと説明しています。
夜中に起きている時間を勉強に足すと、翌日の集中力が落ちます。覚えた内容も残りにくくなります。時間を増やしても、受験生の睡眠時間を削る勉強は効率を落とします。
受験生の睡眠時間を削っても勉強量は増えない
受験生の睡眠時間を削っても、合格に必要な勉強量は増えません。
成瀬アカデミーの講師陣は、凡人は周りと同じ努力量では合格できないと考えています。周りの1.5倍の勉強が必要です。この1.5倍は、勉強時間を1.5倍にすることではありません。同じ時間で、こなす勉強量を人の1.5倍にすることです。
睡眠を削って増やせるのは、机に向かう時間だけです。睡眠不足で集中力が落ちれば、同じ1時間でこなせる量はむしろ減ります。量を増やしたいなら、睡眠は確保してください。そのうえで、起きている時間に処理する量を増やします。
量の記録の仕方は、成績が伸びない人に共通する「時間と量」の誤解にまとめています。高2から量で記録する方法は、高2の受験勉強で先にやる3つのことでも紹介しました。
休日の寝だめで平日の睡眠不足は取り戻せない
休日の寝だめでは、平日の睡眠不足は取り戻せません。
睡眠ガイドによると、寝だめをしても、実際には眠りを「ためる」ことはできません。こども版によると、休日に起床時刻を遅らせると、午前中に日光を浴びられません。その結果、睡眠・覚醒リズムが後退しやすくなります。
令和9年度の実施要項の時間割では、共通テストの1日目は朝9時30分に始まります。これは、地理歴史・公民を2科目受ける場合の開始時刻です。休日だけ遅く起きる生活を続けると、本番の朝に頭が働く状態を作れません。休日も、平日と同じ時刻に起きてください。
受験生の睡眠時間を確保するための5つの習慣
受験生の睡眠時間を確保するには、次の5つの習慣を守ってください。1〜4つ目は、睡眠ガイドが挙げている内容です。5つ目は、成瀬アカデミー講師陣の方針です。
- 起きる時刻を先に決め、8〜10時間を逆算して寝る時刻を決める
- 朝は必ず日光を浴び、カフェインを取らずに朝食をしっかり摂る
- スマートフォンなどのデジタル機器は寝室に持ち込まない
- コーヒーやエナジードリンクなど、カフェインを含む飲み物は昼12時以降は控える
- 就寝前の1時間は、暗記に充てる
1つ目の逆算は、こども版が小学生以降に勧めている方法です。寝る時刻が決まれば、その日の勉強を終える時刻も決まります。就寝前の1時間を暗記に充てるなら、それ以外の勉強はその前に終えます。終わる時刻から逆算して、1日の勉強量を決めてください。そうすれば、だらだらと夜まで勉強が延びません。
ガイドによると、夕方以降のカフェインは夜間の睡眠に影響しやすくなります。エナジードリンクには、コーヒーの5倍近いカフェインを含む製品もあります。眠気を飲み物でごまかす前に、睡眠時間そのものを見直してください。
就寝前の1時間は、英単語や古文単語などの暗記に使ってください。成瀬アカデミーの講師陣は、この時間を暗記に充てる方針です。
まとめ
- 受験生の睡眠時間は、高校生なら8〜10時間が目安。厚生労働省の睡眠ガイドが推奨している
- 睡眠には記憶の定着を助ける機能があり、睡眠不足は集中力や学業成績の低下につながる
- 合格に必要な1.5倍は、時間ではなく同じ時間でこなす量。睡眠を削っても量は増えない
- 休日の寝だめでは取り戻せない。休日も平日と同じ時刻に起きる
- 起きる時刻から逆算して寝る時刻を決め、寝室にスマートフォンを持ち込まない
成瀬アカデミーの講師は、全員が難関大出身で、自身も逆転合格を経験しています。講師は、限られた時間でこなす量を増やす勉強を自分でやり切っています。その人間が教えるので、やり方に再現性があります。
睡眠を削らずに勉強量を増やしたい方へ
受験生の睡眠時間を確保しながら勉強量を増やしたい方は、相談してください。成瀬アカデミーの無料オンライン個別相談で、今の1日の過ごし方と勉強量を伺います。そのうえで、量を増やせる部分を一緒に整理します。
成瀬アカデミーでは、専属コーチが週単位の詳細なタスクを設計します。コーチは、日々の学習状況も把握します。1日にこなす量は、あらかじめ決まっています。だから、夜遅くまで勉強を延ばす必要がなくなります。
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