入試対策方法

不登校の勉強の遅れは学校の順番どおりに埋めない|大学受験に必要な範囲から取り戻す方法

2026年10月14日

不登校の勉強の遅れは、学校の授業の順番どおりに埋める必要はありません。大学受験の一般選抜は、主に志望校の受験科目の学力試験で合否が決まるからです。受験科目に必要な範囲だけを、入試日から逆算して取り戻してください。分からない単元が中学の範囲にあるなら、中学まで戻って構いません。参考書はまずさっさと1周し、全体像をつかむところから始めます。

不登校から大学受験を目指す全体の考え方は、不登校から一般選抜で大学受験を狙えるかどうかにまとめています。この記事では、遅れた勉強の取り戻し方に絞って解説します。

目次

  1. 不登校の勉強の遅れを学校の順番どおりに埋めなくてよい理由
  2. 取り戻す範囲は志望校の受験科目だけに絞る
  3. 不登校の勉強の遅れは中学の範囲まで戻ってよい
  4. 遅れを取り戻す参考書はまずさっさと1周する
  5. 不登校の勉強の遅れは時間ではなく量で取り戻す
  6. まとめ
  7. 不登校の勉強の遅れの取り戻し方を相談したい方へ
  8. 参考文献

不登校の勉強の遅れを学校の順番どおりに埋めなくてよい理由

不登校の勉強の遅れを学校の順番どおりに埋めなくてよい理由は、学校の順番が受験の順番と違うからです。

学校の授業は、全科目を学年ごとに少しずつ進めます。一方で、大学受験には使わない科目もあります。文部科学省の大学入学者選抜実施要項は、一般選抜を、学力検査や小論文などを主な資料とする入試方法と定めています。一般選抜で主に問われるのは、志望校が課す受験科目の学力です。休んだ授業を1時間目から順に埋めると、受験に使わない科目にも時間を取られます。その結果、受験科目に回す時間が足りなくなります。

学校の授業が進むのを待つ必要もありません。成瀬アカデミーの講師陣は、受験勉強を参考書で先へ進めるよう勧めています。学校で習ったかどうかは関係ありません。遅れを埋めることと受験勉強を進めることは、別々の作業ではないのです。

取り戻す範囲は志望校の受験科目だけに絞る

取り戻す範囲は、志望校の一般選抜で課される受験科目だけに絞ります。範囲を決める手順は次のとおりです。

  1. 志望校(未定なら候補の大学)の募集要項で、一般選抜の受験科目を確かめる
  2. 受験科目ごとに、使う参考書を絞る
  3. 入試日から逆算して、参考書を3周できる予定を組む

入試日は、公的な発表で確かめます。共通テストの日程は、大学入試センターの令和9年度試験情報に載っています。2027年度入試の共通テスト本試験は、2027年1月16日・17日です。

日付が決まると、残りの期間で何をどこまで終えるかが決まります。受験科目以外の遅れは、入試で点数になりません。取り戻す順番は、入試に出る科目を先にしてください。

不登校の勉強の遅れは中学の範囲まで戻ってよい

不登校の勉強の遅れが中学の範囲にあるなら、中学まで戻って構いません。戻ることは遠回りではありません。

高校の参考書は、中学の内容を分かっている前提で書かれています。たとえば高校数学の解説は、中学で習う式の計算や方程式を使います。英語の文法も、中学で習う文の形の上に積み上がります。土台が抜けたまま先へ進むと、解説そのものが読めません。その場合は、抜けている中学の単元まで戻ってください。

ただし、戻るのは受験科目に必要な単元だけです。中学の全範囲を最初からやり直す必要はありません。

遅れを取り戻す参考書はまずさっさと1周する

遅れを取り戻す参考書は、まずさっさと1周してください。成瀬アカデミーの講師陣は、参考書を3周する前提で進めるよう勧めています。

1周目の目的は全体像をつかむこと

参考書の1周目の目的は、「全体はこんな感じか」と見通すことです。1周目は暗記とは別物です。最初の1周で覚え切ろうとしないでください。

参考書を絞るときは、今の自分で5割くらい解ける本を残します。英語・数学・現代文を何から進めるかは、英語・数学・現代文の勉強を進める順番で科目ごとに解説しています。

遅れが大きい科目は丸暗記から始めてよい

最終的には本質の理解が必要です。ただし、最初は丸暗記でも構いません。その科目にあまり知識がない人は、むしろ丸暗記からやる方がいい場合が多いです。最初から理解しようとすると、暗記すべきものが暗記できず、混乱することもあるからです。

一方で、解答の根拠は常に持ってください。なぜその答えになるのかを、解説で確かめてから覚えます。

丸暗記だけの勉強は、いつか必ず伸びなくなります。講師陣の経験則では、偏差値40〜50くらいで頭打ちになります。統計ではなく、指導の経験から見た目安です。丸暗記で止まらず、本質の理解まで進めてください。

不登校の勉強の遅れは時間ではなく量で取り戻す

不登校の勉強の遅れは、勉強時間ではなく、こなす量で取り戻します。成瀬アカデミーの講師陣は、周りの1.5倍の勉強量を目指すよう勧めています。

1.5倍とは、勉強時間を1.5倍にすることではありません。同じ時間でこなす勉強量を、人の1.5倍にすることです。長く机に向かっても、進んだ量が少なければ遅れは縮まりません。

だから予定は、何時間やるかではなく、どこまで進めるかで立てます。体調や気持ちに波がある人は、その波も前提にして計画へ入れてください。調子のよい日だけを想定した計画は、1日崩れると全体が崩れます。

まとめ

  • 不登校の勉強の遅れは、学校の授業の順番どおりに埋めなくてよい
  • 取り戻す範囲は受験科目だけに絞り、必要なら中学まで戻る
  • 参考書はまずさっさと1周し、3周する前提で進める
  • 知識が少ない科目は丸暗記からでよい。解答の根拠を持ち、本質の理解まで進める
  • 遅れは勉強時間ではなく、こなす量で取り戻す

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成瀬アカデミーには、不登校から逆転合格した講師も在籍しています。講師は全員が難関大出身で、自身も逆転合格を経験しています。逆転合格までに何をどの順でやるべきかを、自分の受験で確かめてきました。だから、遅れを取り戻す計画の立て方に再現性があります。

不登校の勉強の遅れの取り戻し方を相談したい方へ

不登校の勉強の遅れをどこから取り戻すか迷う方は、無料オンライン個別相談をご利用ください。今の進み具合と志望校を伺い、受験科目に必要な範囲を一緒に整理します。

成瀬アカデミーは、中学レベルの基礎から東大・京大志望まで指導しています。専属コーチが個別のカリキュラムと週単位のタスクを作ります。指導はすべてオンラインで、通塾は必要ありません。質問は365日、追加料金なしで受け付けています。


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参考文献

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