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英検の長文が解けない原因は解き方ではない|英文の意味を取る力を文型・品詞と音読で作る

2026年10月15日

英検の長文が解けない原因は、解き方を知らないことではありません。そもそも英文の意味を理解できていないことです。成瀬アカデミーの講師陣の経験では、英検の長文には出題の癖がほとんどありません。

直し方は、文型・品詞・修飾関係・語法を理解して英文を読み、その長文を音読することです。この記事では、英検の長文が解けない原因、自分の原因の確かめ方、直し方の手順を解説します。

目次

  1. 英検の長文が解けない原因は英文の意味が取れていないこと
  2. 英検の長文が解けない人が最初に確かめる2つのこと
  3. 英検の長文は文型・品詞・修飾関係・語法で読む
  4. 英検の長文は1つにつき25〜30回音読する
  5. まとめ

英検の長文が解けない原因は英文の意味が取れていないこと

英検の長文が解けない原因は、英文の意味が取れていないことです。英検の長文は、本文の内容を正しく読めれば答えが決まる問題だからです。

日本英語検定協会の2級の試験内容によると、2級の長文問題は2種類です。

大問 問題数 英文の種類 解答形式
長文の語句空所補充 6 説明文 4肢選択
長文の内容一致選択 8 Eメール・説明文 4肢選択

語句空所補充は、文脈に合う語句を選ぶ問題です。内容一致選択は、本文の内容に合う選択肢を選ぶ問題です。どちらも、本文を正しく読み取れれば答えを選べます。形式を見ても、英検の長文に特別な癖は見当たりません。

一般には、設問の先読みや、段落ごとの要約などの解き方がよく勧められます。しかし、英文の意味が取れていない人が解き方を覚えても、正答率は上がりません。根拠になる一文を読み違えていれば、どの解き方を使っても正解を選べないからです。

英検の長文が解けない人が最初に確かめる2つのこと

英検の長文が解けない人は、解いた問題で次の2つを確かめてください。どちらも、自分が英文の意味を取れているかを見分ける方法です。

  1. 間違えた設問の根拠になる一文を、主語・動詞・修飾関係を示して訳せるか
  2. 正解した設問でも、根拠になる一文を本文から示し、正しく訳せるか

1つ目で訳せない文があれば、読めていない箇所がそのまま原因です。知らない単語が原因なら、単語の暗記に戻ります。単語は分かるのに訳せないなら、文の構造が取れていません。

2つ目は、見落としやすい確認です。たまたま正解した設問は、次の回で同じように正解できるとは限りません。根拠の一文を示せない正解は、解けたことに数えないでください。

英検の長文は文型・品詞・修飾関係・語法で読む

英検の長文は、文型・品詞・修飾関係・語法を理解して読みます。成瀬アカデミーの講師陣は、これが長文の点数を伸ばす一番手っ取り早い方法だと考えています。大学受験の英語長文でも、英検の長文でも同じです。

4つの用語は、次の意味で使います。

  • 文型:主語・動詞・目的語・補語が、文の中でどう並んでいるか
  • 品詞:一語ずつが名詞・動詞・形容詞・副詞などのどれか
  • 修飾関係:どの語句が、どの語句を説明しているか
  • 語法:動詞などが、後ろにどんな形をとるかの決まり

関係代名詞や分詞で一文が長くなると、修飾関係を取り違えやすくなります。主語と動詞を特定する読み方は、英語長文が単語は分かるのに読めない原因の解説で例文つきで説明しています。

スラッシュで区切る読み方は勧めない

英文にスラッシュを入れて区切る読み方は、上級者以外には勧めません。スラッシュは「意味のカタマリ」で区切ると言われます。ただ、カタマリの始まりと終わりを正確に見分けるのは難しい作業です。成瀬アカデミーの講師陣の経験では、9割の生徒がなんとなくの意味で区切っています。区切る基準は、文型と修飾関係(+語法)に置いてください。

英検の長文は1つにつき25〜30回音読する

英検の長文が解けない状態を抜け出すには、意味を確定させた長文を音読します。成瀬アカデミーの講師陣は、1つの長文につき25〜30回の音読を勧めています。

音読は、次の手順で進めます。

  1. 長文に、文型と修飾関係(+語法)を書き込む
  2. 書き込みをもとに、全文の意味を確定させる
  3. 1日5回を目安に、書き込みを見ながら音読する
  4. 20回読めたら、2〜3日空ける
  5. 間を空けてから、25〜30回に届くまでもう一度読む

意味が分からないまま声に出しても、読む力はつきません。品詞と文型を理解した上で読むことが、音読の前提です。英検の過去問で解いた長文も、この音読の教材として使えます。解きっぱなしにせず、1つの長文を使い切ってください。

英検の長文の勉強は大学受験の英語と同じ

英検の長文の勉強は、大学受験の英語長文の勉強と同じです。英検のために、読む勉強を別に用意する必要はありません。大学受験で英検がどう使われるかは、大学受験の英検が一般選抜で使われる3つの形で解説しています。リスニングやライティングの進め方は、英検対策を技能ごとに進める順番にまとめています。

まとめ

  • 英検の長文が解けない原因は、解き方ではなく英文の意味が取れていないこと
  • 英検の長文は本文を正しく読めれば答えが決まる問題で、出題の癖がほとんどない
  • 間違えた設問も正解した設問も、根拠の一文を訳せるかで確かめる
  • 文型・品詞・修飾関係・語法を理解して読み、スラッシュで区切る読み方には頼らない
  • 意味を確定させた長文を、1つにつき25〜30回音読する

英検の長文が解けない人の多くは、自分がどの文を読み違えたかに気づいていません。成瀬アカデミーでは、生徒が解答の根拠を声に出して説明する逆授業を行います。講師は、生徒が分かっていない文法事項や構造を、説明の中から早く特定します。指導するのは、難関大出身で、自身も逆転合格を経験した講師だけです。受験英語を自分でやり切った講師が教えるので、読み方の指導に再現性があります。英語の読み方に迷ったら、無料オンライン個別相談で話してください。


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