入試対策方法
塾なしの受験スケジュールは試験日から逆算して作る|大学受験の計画を自分で立てる5つの手順
2026年10月11日
塾なしの受験スケジュールは、試験日から逆算して作ります。「何月までに何を終える」という他人の目安は使いません。まず、受ける試験の日付を書き出します。次に、後ろから過去問、参考書の周回の順に期間を割り当てます。最後に、全体の計画を週ごとの量に分けます。
塾に通う人なら、この逆算は塾が引き受けます。塾なしで進める人は、自分でやる必要があります。逆算の計画を自分で立てられるかは、塾なしで大学受験できる人の判断材料の一つです。この記事では、塾なしの受験スケジュールを自分で作る手順を解説します。
目次
塾なしの受験スケジュールは試験日から逆算して作る
塾なしの受験スケジュールの起点は、受ける試験の日付です。月ごとの目安ではなく、試験日からの引き算で期間を決めます。
起点の日付は、公的な発表で確認できます。共通テストの日程は、大学入試センターの令和9年度試験の案内に載っています。令和9年度の共通テスト本試験は、2027年1月16日・17日です。個別試験の日程は、各大学が発表します。東京大学の一般選抜の案内では、第2次学力試験の初日は2027年2月25日です。
共通テストから個別試験までの日数を先に数える
共通テスト本試験の初日から、東京大学の第2次学力試験の初日までは40日です。共通テストが終わってから個別試験の過去問を始めると、使える期間は40日ほどです。個別試験の過去問を何年分解くかは、この短さを前提に決めてください。
私立大学の試験日は、大学と方式ごとに違います。受ける試験は全部、日付と科目を書き出してください。
塾なしの受験スケジュールを逆算する5つの手順
塾なしの受験スケジュールは、次の5つの手順で作ります。
- 受ける試験の日付と科目を全部書き出す
- 試験日から、過去問に使う期間を引く
- 科目ごとに、参考書を仕上げる期間を出す
- 2と3が、今日から試験日までに収まるか確かめる
- 全体の計画を、週ごとの量に分ける
手順4で収まらない場合は、下の「計画が試験日に間に合わないときの直し方」に進んでください。
過去問の期間は年数×1年分の日数で出す
過去問の期間は、解く年数に、1年分にかかる日数を掛けて出します。1年分の日数には、解く日だけでなく復習の日も入れます。
英語の長文を音読まで使い切る場合、1年分にかかる日数はさらに増えます。英語の数え方は、英語の過去問をいつから始めるかを逆算する手順で解説しています。
参考書の期間は冊数×周回数×1周の日数で出す
参考書を仕上げる期間は、冊数×周回数×1周の日数で出します。成瀬アカデミーの講師陣は、参考書を3周する前提で進めるよう勧めています。周回の進め方は、塾なしで使う参考書を3周して次に進む方法で解説しています。
計算の例を示します。1周に20日かかる参考書を3周すると、60日です。同じ科目で2冊を順に仕上げるなら、120日かかります。科目ごとに出した日数を並べると、試験日までに収まるかが見えます。
1周にかかる日数は自分の実測で見積もる
1周にかかる日数は、自分が実際にかかった日数で見積もります。希望の数字で計画すると、後ろにある過去問の期間が削られます。
最初の1週間は、進んだページ数と問題数を記録してください。1週間で進んだ量を見れば、1周にかかる日数を計算できます。
講師陣が目安を示している教材もあります。情報Ⅰの参考書の1周目は、1か月が目安です。目安と自分の実測を比べ、遅れているなら1日の量を見直します。
週の計画は時間ではなく量で書く
週の計画は、勉強時間ではなく、ページ数・問題数・単語数などの量で書きます。「数学を10時間」ではなく、「問題集の例題を40問」と書いてください。
時間で書いた計画は、机に向かえば達成したことになります。量で書いた計画なら、試験日までに終わるかを毎週確かめられます。全体の計画から週の量を出す手順は、次のとおりです。
- 参考書の残りページ数を、1周の期限までの週数で割る
- 出た数を、週に勉強できる日数で割る
- 割った結果を1日の量として、毎日の予定に書き込む
模試の後に塾なしの受験スケジュールを見直す
模試の結果が返ってきたら、塾なしの受験スケジュールを見直します。次の3点は講師陣の主張ではなく、一般に勧められる見直し方です。
- 判定の文字ではなく、失点した分野を確かめる
- その分野の参考書が、計画どおり進んでいるかを見る
- 遅れている科目は、週の量を増やして期限を守る
模試は、計画のずれを外から知らせてくれる数少ない機会です。塾なしで進める人は、模試の後を計画の点検日にしてください。
計画が試験日に間に合わないときの直し方
計画が試験日に間に合わないときは、1日にこなす量を増やして期限を守ります。参考書の期限を後ろにずらすと、過去問に使う期間が削られるからです。
勉強時間を延ばす前に、同じ時間でこなす量を増やしてください。参考書を新しく買い足すと、仕上げる冊数が増えて計画はさらに崩れます。それでも収まらない場合は、受ける試験の数と科目の優先順位を見直します。
まとめ
- 塾なしの受験スケジュールは、月ごとの目安ではなく試験日から逆算して作る
- 令和9年度の共通テスト本試験は2027年1月16日・17日。個別試験の日程は各大学の発表で確かめる
- 過去問は年数×1年分の日数、参考書は冊数×周回数×1周の日数で期間を出す
- 1周の日数は実測で見積もり、週の計画はページ数・問題数で書く
- 間に合わないときは、期限をずらさず1日の量を増やす
成瀬アカデミーの講師は、全員が難関大出身で、自身も逆転合格を経験しています。残り時間から逆算して合格に届かせる計画を、講師は自分の受験で組んできました。だから、計画の立て方に再現性があります。
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成瀬アカデミーでは、専属コーチが週単位のタスクとロードマップを作ります。コーチは日々の学習状況を把握し、定期面談で計画を軌道修正します。授業では、生徒が先生役になって説明する逆授業で、理解の穴をその場で見つけます。
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