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共通テストの解説は分かるのに解けない受験生が見落としている「再現」の壁|過去問を解きっぱなしにしないための3ステップ

2026年09月24日

共通テスト・解説は分かるのに解けないという悩みを抱えていないでしょうか。過去問を解く。間違える。解説を読む。「ああ、そういうことか」と納得する。ところが次に似た問題が出ると、また間違える。

この状態で悩んでいるなら、先に結論を言います。「解説は分かるのに解けない」の正体は、理解不足ではありません。「分かった」で復習を終わらせていることが原因です。共通テストや各大学の過去問は、問題集です。他の問題集と同様に、解きなおし→周回の意識がとにかく重要です。この記事では、なぜ解説が分かっても解けるようにならないのかを整理し、過去問演習を得点力に変えるための具体的な3ステップを解説します。

目次

  1. 共通テスト・解説は分かるのに解けない状態が起きる理由
  2. 共通テスト・解説は分かるのに解けない人ほど陥る「読んで納得」復習
  3. 【3ステップ】過去問を得点力に変える復習法
  4. 一人でやると必ず止まる場所がある
  5. まとめ
  6. 復習のやり方に不安がある方へ

共通テスト・解説は分かるのに解けない状態が起きる理由

解説を読んで分かるのは、「答えまでの道筋を他人が示してくれた状態」で理解できているというだけです。試験本番で必要なのは、白紙の状態から自分でその道筋を作り出す力です。この2つは別の能力です。

野球のフォームを解説動画で見て納得しても、バットを振れるようにはなりません。それと同じです。解説を読んで納得する作業は、あなたの手を1ミリも動かしていません。

さらに共通テストは選択式です。記述式と違い、答えが合っていれば正解になります。そのため、なんとなくの消去法や勘で正解した問題が混ざります。解説を読んで「合っていた」で済ませた問題の中に、実は再現できない問題が紛れています。

共通テスト・解説は分かるのに解けない人ほど陥る「読んで納得」復習

過去問を解きっぱなしにするのが良くないことは、多くの受験生が知っています。だから解説を読んで復習した気になります。ですが、実はここに落とし穴があります。

解説を読んで満足した瞬間が、一番成績が伸びない時間です。やった感覚はあるのに、再現できる知識は増えていません。過去問は本数が限られた貴重な素材です。その素材を「読んで納得」で使い切ってしまうのは、もったいないと言うしかありません。

【3ステップ】過去問を得点力に変える復習法

ステップ1:間違えた問題を、解説を閉じて解き直す

間違えた問題は、解説を見た直後ではなく、時間を置いてから解説を閉じた状態で解き直します。ここで初めて、自力で再現できるかが分かります。解き直しでもう一度間違えたなら、そこが本当の穴です。

解き直すタイミングは、目安として翌日か数日後です。直後は解説の記憶が残っていて、「解けた」のか「覚えていただけ」なのか区別がつきません。また、解き直すときは答えだけでなく、途中の考え方も紙に書き出してください。頭の中だけで「分かる」と感じたものは、書き出すと途中で止まることがよくあります。その止まった場所が、次に直す箇所です。

ステップ2:「なぜその選択肢が正解で、他の選択肢がなぜ誤りか」を自分の言葉で説明する

正解の根拠だけでは足りません。他の選択肢がなぜ不正解かまで、声に出して説明できるかを確認します。ここで詰まる問題は、勘で当たっていた可能性が高い問題です。正解した問題でも、説明できないなら「解けた」に数えてはいけません。

ステップ3:つまずいた原因を「知識」「読解」「手順」に分類する

同じ間違いでも、原因は3種類に分かれます。

  • 知識不足:用語・公式・文法事項を知らない。基礎の参考書に戻って穴を埋める
  • 読解ミス:問われていることや条件を読み違えた。設問の読み方の癖を直す
  • 手順の不備:知識はあるが、使い方が分からなかった。同じ型の問題を自力で再現する練習をする

原因を分類しないまま復習すると、知識不足の人が過去問だけを何十年分も解くような、的外れな努力になります。共通テストの過去問演習だけをいくら積んでも、土台となる基礎問題が解けない状態では点数は伸びません。
特に、これらの力の不足は、次で解説する、「逆授業」という発想で効率よく解決することができます。

一人でやると必ず止まる場所がある

共通テスト・解説は分かるのに解けない状態を抜け出すこの3ステップは、理屈は単純です。ですが、独学では2か所で止まります。

ひとつは、ステップ2の「説明」です。自分の説明が正しいのか間違っているのかを、自分では判断できません。もうひとつは、ステップ3の「原因の分類」です。自分の弱点を自分で正確に診断するのは、想像以上に難しい作業です。

成瀬アカデミーでは、生徒が先生役になって内容を説明する「逆授業」で、説明が詰まった箇所をコーチがその場で拾い上げます。詰まった場所が、本当の理解の穴です。そこを特定し、週単位のタスクに落とし込んで潰していきます。この設計を担う講師は、難関大出身で、自分自身も逆転合格を経験した人間だけです。自分の受験で「分かったつもり」から抜け出して逆転合格を果たした人間が設計しているからこそ、このやり方には再現性があります。

まとめ

共通テスト・解説は分かるのに解けないのは、才能や努力の問題ではありません。「読んで納得」で復習を終えていることが原因です。

  1. 解説を閉じて、時間を置いて解き直す
  2. 正解も不正解も、選択肢の根拠を自分の言葉で説明する
  3. つまずきの原因を「知識」「読解」「手順」に分類して手当てする

この3つを回せば、過去問1年分の価値は大きく変わります。今日から、解説を読んで終わりにするのをやめてください。

復習のやり方に不安がある方へ

共通テスト・解説は分かるのに解けないという悩みを持つ方、「自分の復習が正しいのか分からない」という方は、成瀬アカデミーの無料オンライン個別相談をご利用ください。受験生本人はもちろん、保護者の方からのご相談も歓迎です。今の復習のどこが「読んで納得」で止まっているのかを、お話を伺いながら整理します。


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