入試対策方法
塾選びで9割が見ている基準は間違っている|大学受験の塾の選び方、本当に見るべきポイント
2026年09月22日
塾選びで多くの人が見落としているのが「コーチング型」かどうかという視点です。塾や予備校を選ぶとき、多くの受験生や保護者はこういう手順を踏みます。いくつかの塾のホームページや口コミを見比べ、体験授業に申し込み、実際に授業を受けてみて「この先生、説明が分かりやすいな」と感じたら、その場で入塾を決める。一見、時間もお金もかけた合理的な判断に見えます。
しかし、もし今あなたが塾や予備校を選ぶときに「授業が分かりやすいかどうか」を基準にしているなら、その基準は今日限りで見直す必要があります。「授業のうまさ」で塾を選んでいる受験生の多くが、秋以降に伸び悩みます。これは偶然ではなく、構造的な理由があります。この記事では、大学受験の塾選びで本当に見るべき基準を、「コーチング型」と「授業形式」という2つの指導スタイルを比較しながら整理します。
目次
「授業形式」と「コーチング型」、大学受験の塾はどちらを選ぶべきか
世の中の塾・予備校は、大きく2つのタイプに分かれます。一つは「授業形式」。講師が一方的に、あるいは対話形式で授業を進め、生徒はそれを聞いて理解していくタイプで、大手予備校の集団授業から個別指導塾の多くも、実はこの延長線上にあります。もう一つが「コーチング型」。日々の学習計画を立て、進捗を管理し、定期的な面談で軌道修正していくタイプです。
多くの受験生や保護者は、塾を選ぶときに「授業が分かりやすいか」「講師の教え方が上手いか」を基準にします。個別指導塾でも事情は同じで、目の前で講師がマンツーマンで解き方を丁寧に見せてくれると、その場では「なるほど、分かった」という感覚が強く残り、これがそのまま入塾の決め手になっているケースが多く見られます。
「わかった気になる」授業と「解ける力」の間にある溝
ですが、「授業を聞いて分かった気になること」と「実際に問題が解けるようになること」の間には、大きな溝があります。
分かりやすい授業は、その瞬間の理解度を上げてくれます。しかし家に帰ってから、その理解を「使える力」に変える作業、つまり演習や復習をどう進めるかは、授業形式の塾では基本的に生徒任せです。週に1コマ90分授業を受けて、残りの166時間半をどう過ごすかは、面倒を見てもらえません。
月曜の夜に90分の授業を受けて「よく分かった」と感じたとしても、火曜、水曜、木曜と他の科目の課題や学校の予定に追われているうちに、記憶は薄れていきます。次にその単元に触れるのは、翌週の同じ授業の時間、あるいはもっと先の模試の当日かもしれません。授業がどれだけ素晴らしくても、残りの166時間半の使い方が雑なら、成績は伸びません。勉強時間の9割以上はそちらに使われているわけですから、授業の質より、その166時間半をどう管理するかのほうが、合格を左右する比重は大きいのです。
コーチング型にも質の差がある
では、コーチング型なら何でもいいかというと、そうとも言い切れません。コーチング型の中にも、実はレベルの差があります。
多いのが、「今日の学習時間」や「終わったページ数」だけをチェックするタイプのコーチングです。「今週は参考書を30ページ進めましたね」で終わってしまう。これは勉強したかどうかの管理であって、理解できているかどうかの管理にはなっていません。量をこなしていても、内容が身についていなければ、模試の結果には反映されません。これは、ただ授業を聞いているだけの受験生と、本質的には同じ問題を抱えています。管理されているようで、実は何も管理されていないのと同じです。
本当に成績を伸ばすコーチングは、「何時間やったか」ではなく「どこまで理解できているか、説明できるか」まで踏み込みます。
オンラインのほうがコーチングの質が上がる理由
コーチング型を選ぶ上で見落とされがちなのが、「オンラインかどうか」という視点です。意外に思うかもしれませんが、コーチングの質を上げようとすればするほど、オンラインのほうが有利になります。理由は単純で、オンラインなら校舎の近くに住んでいるかどうかに関係なく、全国から最も指導力のあるコーチ・講師を採用できるからです。逆に、通塾前提の塾は、その校舎の半径数キロにいる講師の中からしか選べません。地方在住だから指導力のある講師を選べない、というのは受験生にとって本来関係のないはずのハンデです。
さらに、オンラインであれば、質問対応や進捗確認を「授業の日」に縛られずに毎日でも行えます。通塾型で週1回しか顔を合わせない中で、日々の理解度を追いかけるのは物理的に無理があります。
成瀬アカデミーで採用している講師は、全員が難関大出身で、かつ自身が逆転合格を経験した人間だけです。これは単に「経歴がすごい講師です」という話ではありません。自分自身が逆転合格で難関大に合格した経験を持っているからこそ、そのやり方には再現性があるということです。理論だけを知っている人間と、実際にその理論を使って自分の受験を突破した人間とでは、指導の解像度がまったく違います。「ここでつまずく生徒が多い」「この時期にこの不安を感じる」ということを身をもって知っているからこそ、同じ道筋を目の前の生徒にも再現させることができます。だからこそ成瀬アカデミーでは、コーチング型かつ完全オンラインという形にこだわり、難関大出身で逆転合格を経験した講師だけを全国から採用し、日々の学習内容を量だけでなく理解度のレベルまで管理しています。
まとめ
塾を選ぶときに「授業が分かりやすいか」で選ぶのは、もうやめてください。見るべきは、授業を受けていない166時間半を、誰が、どこまで踏み込んで管理してくれるかです。そして、その管理の質を突き詰めていくと、コーチング型であること、オンラインであること、講師自身に逆転合格の再現性があることは、妥協ではなく、むしろ最も理にかなった選択になります。
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