入試対策方法

高2の受験勉強は10月から始める|共通テストまで約1年3か月で先にやる3つのこと

2026年10月04日

高2の受験勉強は、10月に始めてください。高3の春まで待つ理由は1つもありません。今の高2生が受ける大学入学共通テストは2028年1月です。10月の時点で、残りは約1年3か月です。

「部活を引退してから本気を出す」という計画は、聞こえはいいです。しかし、その計画では英語や数学の土台・世界史・日本史などが間に合いません。この記事では、高2の10月に始めるべき理由と、最初にやる3つのことを解説します。

目次

  1. 高2の受験勉強を10月に始めるべき理由
  2. 高2の10月に最初にやる3つのこと
  3. 高2の受験勉強でやってはいけない3つの進め方
  4. 高2の受験勉強に関するよくある質問
  5. まとめ
  6. 高2の受験勉強の進め方を相談したい方へ
  7. 参考文献

高2の受験勉強を10月に始めるべき理由

高2の受験勉強を10月に始めるべき理由は、共通テスト本番まで約1年3か月しかなく、その間に仕上げる科目が多いからです。

大学入試センターの令和9年度試験情報によると、今の高3生が受ける共通テストは2027年1月16日と17日です。令和9年度の共通テスト実施大綱は、実施期日を「1月13日以降の最初の土曜日及び翌日の日曜日」と定めています。

今の高2生の本番は、その1年後の1月中旬です。正式な日程は、文部科学省と大学入試センターの発表で確認してください。

国立大志望は6教科8科目を仕上げる

国立大学を一般選抜で受ける高2生は、原則として共通テストで6教科8科目を仕上げる必要があります。

国立大学協会は、2024年度以降の入学者選抜の基本方針を公表しています。一般選抜では、従来の5教科7科目に「情報」を加えた6教科8科目が原則です。

英語、数学、国語だけでは足りません。理科、地理歴史・公民、情報まで必要です。高3の1年間だけで全部を仕上げる計画は、量の面で無理があります。

配点の大きい英語と数学を先に進める

高2のうちに先に進める科目は、英語と数学です。

大学入試センターの出題方法等によると、英語はリーディング100点とリスニング100点です。数学も2科目で計200点です。この2教科だけで400点分あります。

英語と数学は、高1から学校で習い続けている教科です。高2の10月なら、今日から受験勉強を始められます。学校の授業が進むのを待つ必要は全くありません。この2教科を高3に持ち越すと、理科や地理歴史に使う時間がなくなります。だから高2の10月から、英語と数学を前に進めます。

高2の10月に最初にやる3つのこと

高2の10月に最初にやることは、英語の土台作り、数学の参考書の1周、勉強量の記録の3つです。

1. 英単語と文法・文型・品詞で英語の土台を作る

英語は、単語と文型から始めます。英語長文を読むうえで一番大事なのは、文型・品詞・修飾関係・語法の理解です。この4つの理解が、長文の点数を伸ばす一番手っ取り早い方法です。

単語帳は、1周で2000語を覚えようと欲張らないでください。前半1000語を5周ほど回してから、後半に進みます。詳しい手順は、英単語帳を前半と後半に分けて回す進め方で解説しています。

単語を覚えても長文が読めない人は、文の構造を見ていません。単語は分かるのに英語長文が読めない原因も、高2のうちに確認してください。

2. 数学は学校を待たずに参考書をまず1周する

数学は、学校で習い終えた範囲にかかわらず参考書を1冊決めて、まず1周します。1周目の目的は、全体像を見通すことです。1周目で覚え切る必要はありません。

数学の進め方は、模試の偏差値60を目安に分けます。60という数字は、あくまで目安です。

すでに偏差値が60以上の人は、丸暗記を前提に進めるのはやめてください。「なぜその解き方になるのか」を理解しながら進めます。そのうえで、公式など暗記すべきものを暗記します。

偏差値がまだ60未満の人は、公式・定理など覚えなくてはならないものを先に覚えます。そのうえで、解法パターンを叩き込みます。最初から理解しようとすると、暗記が進まず混乱することもあるからです。このときも、解答の根拠は常に持ってください。解法手順や数学にある程度慣れてきたら、本質の理解を目指します。そして、偏差値70を目指しましょう。

参考書を何冊も買う必要はありません。本を選ぶ前に、参考書を1冊に絞ってやり切る基準を読んでください。

3. 勉強を時間ではなく量で記録する

勉強は、時間ではなく量で記録します。凡人は、周りと同じ努力量では合格できません。周りの1.5倍の勉強が必要です。

1.5倍とは、勉強時間を1.5倍にすることではありません。同じ時間で、こなす勉強量を人の1.5倍にすることです。

「今日は2時間やった」という記録には意味がありません。「単語を何語、数学を何問進めたか」を書いてください。部活がある高2生は、使える時間が限られます。だからこそ、時間ではなく量で管理します。

高2の受験勉強でやってはいけない3つの進め方

高2の受験勉強でやってはいけない進め方は、1周目で完璧を目指すこと、丸暗記だけで終わらせること、勉強時間で満足することの3つです。

1つ目は、1周目で完璧を目指す進め方です。全部を理解しようとして最初の章で止まります。結果として、参考書の後半に一度も触れないまま高3になります。

2つ目は、丸暗記だけで終わらせる進め方です。最終的には本質の理解が必要ですが、最初は丸暗記でも構いません。その科目にあまり知識がない人は、むしろ丸暗記からやる方がいい場合が多いです。最初から理解しようとすると、暗記が進まず混乱することもあるからです。ただし、暗記の段階でも解答の根拠は常に持ってください。

丸暗記だけの勉強は、いつか必ず頭打ちになります。解法を理由抜きで覚えるだけでは、条件が少し変わると解けないからです。成瀬アカデミー講師陣の経験則では、偏差値40〜50あたりで伸びが止まります(統計ではなく目安です)。だから、丸暗記で止まらず本質の理解まで進めてください。

3つ目は、勉強時間で満足する習慣です。机に向かった時間は、点数に変わりません。点数に変わるのは、こなした量だけです。

高2の受験勉強に関するよくある質問

部活が忙しい高2は、いつから受験勉強を始めるべき?

部活が忙しい高2生も、引退を待たずに10月から受験勉強を始めてください。使える時間が短い人ほど、早く始める必要があります。1日の時間が短くても、単語と数学の量を毎日記録すれば前に進みます。

高1は10月に何をすればいい?

高1が10月にやることは、高2と同じく英単語と文型、数学の参考書の1周です。高1も、学校の授業が進むのを待つ必要はありません。早く始めた人ほど、周回の回数を増やせます。

志望校が決まっていない高2は、何から始めればいい?

志望校が決まっていない高2生は、英語と数学から始めてください。国立大の一般選抜は6教科8科目が原則で、英語と数学はその中に必ず入ります。志望校が決まってから科目を足しても、英語と数学の勉強は無駄になりません。

まとめ

  • 高2の受験勉強は10月に始める。共通テストまで約1年3か月しかない
  • 国立大の一般選抜は6教科8科目が原則。高3の1年間だけでは量が足りない
  • 最初にやるのは、英単語と文型、数学の参考書の1周、勉強量の記録。学校の授業を待たずに進める
  • 1周目で完璧を目指さない。丸暗記だけで終わらせない。時間で満足しない

成瀬アカデミーの講師は、全員が難関大出身で、自身も逆転合格を経験しています。遅れを取り戻す側の勉強を自分でやり切った人間が教えるので、やり方に再現性があります。

高2の受験勉強の進め方を相談したい方へ

高2の受験勉強を何から始めるか迷う方は、成瀬アカデミーの無料オンライン個別相談を使ってください。今の成績と使える時間を伺い、どの科目を何から進めるかを一緒に整理します。

成瀬アカデミーでは、専属コーチが生徒ごとにカリキュラムを作ります。週単位のタスクとロードマップで、やる量・やり方・やる内容などを明確にします。生徒が先生役になって説明する「逆授業」で、理解の穴をその場で直します。


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参考文献

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